OVERVIEW
世界最先端の科学技術研究を追求し、かつ地域課題に対して、学際的な活動を通じて技術的・社会的イノベーションを推進できる人材へ
近年、「博士課程に進学すると生活の経済的見通しが立たない」「博士課程修了後の就職が心配である」等の理由により、修士課程から博士後期課程への進学者数及び進学率がいずれも減少傾向にあるなど、危機的な状況が指摘されてます。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、博士後期課程学生に対する様々な支援を実施・展開する大学の取組を国として支援することを目的とした「次世代研究者挑戦的研究プログラム」(SPRING)を令和3年度から開始しました。


本学はSPRINGに令和3年度から採択され、令和6年度から新たにJSTがフェローシップ事業等を統合させた新SPRINGを始まるにあたり、「地域で育て地域を興す博士後期プログラム(第 2 期)」が採択されました。
この第2期では、博士の育成と活用を通じて本学と地域が互いに助け合いながら地域の持続的な発展につながる仕組みを構築し、地域と学生が問題解決と発展を相互サイクルで回すスキームを目指しています。
支援概要
地域で育て地域を興す博士後期プログラム(第 2 期)

研究奨励費
年額216万円 支給
研究環境を構築するための生活費相当額を支給

研究費
年額50万円 配分
JSTの事務処理要領の下、使途を制限しない研究費執行が可能

育成チーム
3ヶ月に1回程度、採択学生の活動に対して、外部有識者を交えた伴走支援をオンライン形式で実施

キャリア育成
九工大合同ポスターセッション、北九州市連携事業等の各種キャリア育成コンテンツを提供