地域興し博士プログラムとは

次世代研究者挑戦的研究プログラム

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が、採択大学を通して、博士課程後期の学生を対象とした生活費相当額及び研究費の支給や、キャリア開発・育成コンテンツ(国際性の涵養、学際性の涵養、キャリア開発、トランスファラブルスキルの習得、インターンシップ等)をはじめとする様々な支援を実施する事業です。英語略称は、SPRINGです。

地域興し博士プログラム

次世代研究者挑戦的研究プログラムの一環でJSTに採択された北九州市立大学のプログラムです。成績名称を「地域で育て地域を興す博士後期プログラム(第2期)」と言います。

本プログラムのビジョン

VISION 1

学際的な活動を通じて、地域課題を技術的・社会的なイノベーションで解決する人材を育成
北九州市とその周辺地域(以下、北九州地域)をフィールドとして、博士人材が技術的・社会的な課題の解決に挑戦し、地域の問題解決と持続的な発展が進む環境を実現する。
VISION 2

多様な学生を確保
北九州市がアジア各国を中心に多様な国際交流を行うなかで、日本人修了生とともに多国籍の学生を含めた地域の技術や政策技法を活用するかたちを構築する。
VISION 3

プログラムの自走化
北九州市を稼げる街に移行するべく、採択学生の研究シーズを用いた地域活性化等を実施。その活性化を元に得られた資金を本プログラムの自走化に活用。

教育・育成コンテンツ内容

項目

2025.10加入生の内容

履修区分

内容

研究奨励費(生活費)支援額

年額216万円 (2025.4~)

研究費

年額50万円

海外活動支援費

選択

情報支援

海外活動の実施先情報等を共有

資金支援

予算と海外活動の実績に応じて支援

育成チーム面談

必修

実施頻度

3ヶ月に1回程度

インターンシップ

必須

実施期間

支援期全期間の半分以上

種類

ジョブ型研究インターンシップ、地域インターンシップ(いずれか、または、両方実施)

大学院単位

申告により2単位取得可能

異分野活動

必須(支援期間中1回以上)

北九州地域の課題を重視した異分野合宿、または、セミナーにて発表と議論

ビジネススキル講座

必須(支援期間中1回以上)

本学ビジネススクール教員等による講座、ビジネスイベントへの参加

ビジネスコンテスト

選択(参加推奨)

本学PARKS事業などの起業支援プログラムに参加し、ビジネスプランを発表

自立のための研修

選択

確定申告講座、防災・救命講座、国連大学SDGs講座等

日本語研修(留学生)

必須(日本語能力が不十分な方)

FAIS日本語講座等